犬や猫と暮らし始めて、洗濯かごに入れる服の毛が気になっていませんか。ほかの洗濯物と一緒に洗う前に、目につく毛を取っておきたいところです。まずは、洗濯前のお手入れの順番を決めましょう。
粘着クリーナーが手元にあっても、そのまま服に使ってよいか迷うことがあります。転がし方やテープをめくるタイミングも、最初は分かりにくいものです。使い始める前に、衣類に使える製品かどうかを確認してください。
この記事では、服と製品の注意書きを確認し、毛を取ってから洗濯に進む流れをまとめます。編集部が勧めるのは、服を広げて確認する順番を決め、衣類用の粘着クリーナーを軽く使う方法です。ニットなど毛羽立ちが気になる服は、別の道具を選びます。
基本は衣類用の粘着クリーナーを選びます
服の毛取りには、衣類への使用が明記された粘着クリーナーを選んでください。用途を確認したうえで使うことが、お手入れの出発点です。手元にあるものを使うときも、パッケージや説明書を先に読みましょう。
衣類についたペットの毛を取る道具として、メーカー公式情報では粘着式クリーナーや洋服ブラシが案内されています。この記事では、粘着クリーナーを使える服のお手入れを基本にします。毛羽立ちが気になる服には洋服ブラシを選び、同じ道具ですべての服を扱わないようにしてください。衣類につくペットの毛のお手入れ情報
選ぶ際は、粘着力の強さだけで決めず、用途と使用上の注意を確認します。衣類用の製品には、ペットの毛を取る用途が明記されたものがあります。ただし、衣類用という表示だけで、どの生地にも使えると判断しないでください。
確認する項目は、次のように整理できます。買う前だけでなく、初めて使う服でも同じ項目を見直してください。
| 確認するもの | 見るポイント |
|---|---|
| 製品の用途 | 衣類への使用が明記されているかを確認します。 |
| 製品の注意書き | 使えない素材や使用条件を確認します。 |
| 衣類の注意書き | お手入れに関する指定を確認します。 |
| テープの仕様 | 使い始め方と、めくる位置を確認します。 |
毛を取る前に、服の表示を確認して広げます

最初に、服の洗濯表示とお手入れの注意書きを確認してください。毛を取る作業と、家庭で洗えるかの確認は分けて考えます。粘着クリーナーが使えても、そのまま洗濯機に入れてよいとは限りません。
次に、製品の使用上の注意と衣類の注意書きを照らし合わせます。使用できると判断できない服は、その場で粘着クリーナーを使い始めないでください。衣類に付属する案内に沿って、お手入れ方法を確認しましょう。
確認が済んだ服は、表側を見渡せるように広げます。編集部では、表側、背中側、袖、裏側の順に確認する進め方を勧めます。見る場所を決めておくと、途中でどこまで作業したかを把握しやすいためです。
これは、確認する箇所を整理するための手順です。すべての面に必ずテープを当てるのではなく、毛の付着を見ながら進めてください。服を持ち替えるときも、次に見る場所を決めてから広げ直します。
軽く転がし、汚れた面をめくります

粘着クリーナーは、製品が示す使い始め方に沿って準備してください。新しいテープに保護紙や保護フィルムが付いている場合は、外してから使います。テープの表面にある矢印や、説明書の案内も確認しましょう。
メーカーの使用案内には、印刷された矢印の方向に一度軽く転がしてから使うものがあります。この案内は、該当する製品の使い始め方として読んでください。すべての製品や、衣類の上での動かし方に共通する決まりにはしません。粘着クリーナーの使い方
準備ができたら、次の順で毛を取ってください。服を確認する順番と組み合わせると、作業を進めやすくなります。
- 広げた服の、毛がついている場所を確認してください。
- 製品の指示に沿って、粘着クリーナーを軽く転がしてください。
- テープの面が汚れたら、製品指定の位置からめくってください。
- 新しい面を出し、残っている毛を確認しながら続けてください。
毛が残っても、強く押し付けて取ろうとしないことを基本にします。 同じ場所を繰り返しこする進め方も勧めません。衣類への使用条件を守り、まずはテープの面が汚れていないかを見直してください。
テープをめくる位置は、製品によって異なります。ミシン目や切れ目、色の付いた目印など、手元の製品の案内を確認しましょう。ほかの製品で覚えためくり方を当てはめず、指定された位置から新しい面を出してください。
作業は、テープの面と衣類を交互に見ながら進めます。テープをめくった後は、いま確認していた場所に毛が残っているかを見てください。その場所を確認してから次へ移ると、手順を追いやすくなります。
ニットなどは洋服ブラシを基本にします
セーターなど、毛羽立ちが気になる服には、洋服ブラシを選ぶことを勧めます。 粘着クリーナーをニットに使うと、毛羽立つことがあるためです。メーカーも、毛羽立ちが気になる衣類には洋服ブラシを案内しています。素材に合わせた毛取りの案内
ただし、洋服ブラシを選んだ後も、服と道具の注意書きは確認してください。粘着クリーナーから持ち替えれば、どの服にも同じように使えるという意味ではありません。衣類に指定されたお手入れ方法を優先します。
毛が取り切れないときは、力を加える前に道具の選択を見直してください。その服に粘着クリーナーを使えるか、テープの面が汚れていないかを確認します。毛羽立ちが気になる服なら、粘着クリーナーで作業を続けず、洋服ブラシの使用条件を確認しましょう。
道具を選び分ける基準は、服の注意書きと毛羽立ちへの配慮です。普段着だから、厚手だからという理由だけで決めないでください。迷ったときに確認する場所を決めておくと、毎回の判断を整理できます。
表裏と袖を確認してから洗濯へ進みます
毛取りを終えたら、服を広げ直して取り残しを確認してください。最初と同じ順番で、表側、背中側、袖、裏側を見ます。目についた毛を確認し、粘着クリーナーを使える箇所は軽くお手入れしてください。
最後の確認でも、毛をすべて取り切ろうとして強く押し付けないでください。目的は、洗濯前に服についた毛を取り除くことです。目につく毛を確認する流れを、洗濯かごに入れる前の習慣として組み込みましょう。
毛取りが済んだら、衣類の洗濯表示に沿って次のお手入れへ進みます。家庭で洗えるか、どの洗い方が指定されているかを改めて確認してください。粘着クリーナーで毛を取ったことを理由に、洗い方を変える必要はありません。
洗濯前に毛を取り除く手順は、メーカーのペット用布製品の洗濯案内にも示されています。この案内の対象は、ペット用のタオルやマット、服などです。人が着る服では、その衣類の表示を優先して洗濯してください。ペット用布製品の洗濯案内
まとめ:洗濯前に確認する順番を決めましょう
毎回のお手入れでは、道具を当てる前の確認から始めてください。見る場所と作業の順番を決めれば、初めてでも次にすることが明確になります。今日の洗濯からは、次の項目を確認しましょう。
- 手元の粘着クリーナーで、衣類への使用が明記されているかを確認してください。
- 服を広げたら、表側、背中側、袖、裏側の順に見ると決めてください。
- 毛が残ったときは、力を加える前にテープの汚れと使用条件を見直してください。
- 毛羽立ちが気になる服は、洋服ブラシの使用条件を確認してください。
- 毛取りの後は、衣類の洗濯表示に沿って洗濯へ進んでください。
よくある質問
Q. 衣類用の粘着クリーナーなら、どの服にも使えますか?
A. 衣類用という表示だけでは判断できません。製品の使用上の注意と、衣類のお手入れに関する注意書きを確認してください。毛羽立ちが気になる服には、洋服ブラシを選ぶことを勧めます。
Q. テープはどこからめくればよいですか?
A. めくる位置は製品によって異なります。ミシン目や切れ目、色の付いた目印など、手元の製品の案内に従ってください。
Q. 軽く転がしても毛が残るときはどうしますか?
A. 強く押し付けず、テープの面が汚れていないかを確認してください。その服への使用条件も見直し、毛羽立ちが気になる服では洋服ブラシの使用条件を確認しましょう。


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